ザ・フィリピン妻

ザ・フィリピン妻
ザ・フィリピン妻
posted with amazlet at 09.05.24
福沢 諭
情報センター出版局
売り上げランキング: 200249
おすすめ度の平均: 5.0
5 読み始めたら、止まりませんでした。
5 ハマッたー!
5 待ってました。
5 2チャンネルでのレス
5 作者の視点



ひとりのフィリピーナから「息子の父親」と、逆指名された元フィリピンパブ店長。日本人の妻子があり、26歳年下のフィリピーナの妻と息子ジャピーナもいる二重生活の全てを描いたノンフィクション。一通の手紙から始まる物語を最終章まで一気にどうぞ。


日本人の妻子がありながら、26歳年下のフィリピーナの妻と息子のジャピーノもいる生活!?―元フィリピンパブ店長が、壮絶な二重生活の一部始終を克明に記した異色ノンフィクション。



フィリピンパブものやフィリピンものは、「浜なつ子」等いろいろ読んできて、そこそこ知っている積りでいた。だがそれは観察者(取材者)としての著者が、「フィリピーナ」という生き物を、外部から観察するという冷静な目があった。ところが本書は観察者自らが被観察者となり、「ミイラ」となってしまっている。「ミイラとりがミイラになる」--その諺どおり自らのプライバシーを犠牲にして、書き上げたこの著書。いったいこの作者に平穏な将来はあるのだろうか?

いやぁ、ハマりました。
著者の捨て身のレポートでは、
フィリピン女性とその恋人の生活ぶりが、赤裸々に語られている!
厳しいことを言いながら、ケチりながら、
それでもこの女性を捨てず、妻にまで告白しているあたりが、
只者ではない?!
がんばり兄貴、いつかフィリピン・パブに行ってみたいっす。